
富士フイルムメディカル株式会社様
近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、システム開発や運用におけるソフトウェアの複雑化が進んでいます。特に、人の命にかかわる機器を販売する医療機器メーカーや、ソフトウェア開発やシステムインテグレーションを行うIT企業・SIerにおいて、サイバーセキュリティリスクの管理は企業にとって最優先の課題となっています。
弊社、株式会社ビーエスピーソリューションズは、富士フイルムメディカル株式会社 千々木 宏一氏をお招きし「構成管理とSBOM管理を軸とした最新のサイバーセキュリティ対策」について講演を行いました。「脆弱性管理」「構成管理」「SBOM管理」を組み合わせることで、抜け漏れのないプロアクティブなサイバーセキュリティ対策を実現する方法を、今回は特別に講演資料として公開いたします。
近年、製造業やSIerを中心にサイバーセキュリティ対策の一環としてSBOM管理が求められている背景には「ソフトウェアの複雑化・高度化」と「SBOM管理に関連する法規制」という要因があり、医療機器メーカーはもちろん、IT企業やSIerにおいてもSBOM管理への対応が喫緊の課題となっています。
本講演では、そのようなSBOM管理を取り巻く背景に触れながら「SBOMとは何か」、また「SBOM管理+構成管理」を活用することで実現できる「プロアクティブなサイバーセキュリティ対策」について解説しております。
また講演の中では、実際にSalesforce上でSBOM管理・構成管理を実現するシステム「Blue Sheep」を導入した富士フイルムメディカル株式会社の事例もご紹介しております。事例では、Blue Sheepの活用により、顧客へ販売した機器の構成情報と連携したSBOM管理が可能となり、脆弱性への対応スピードが向上したなど「SBOM管理+構成管理」によってもたらせるメリットについても言及しておりますので、ぜひ下部より講演資料をダウンロードください。
✅ 医療機器メーカーの方
✅ 製品販売後に保守サービスを提供する企業の方
✅ ITベンダー、SIerとしてDX推進を支援する企業の方
✅ セキュリティリスク管理に課題を感じている方
・SBOM管理とは? その基本的な考え方と求められる背景
・国内外の法規制に基づいたSBOM管理の動向
・SBOM管理を用いた「脆弱性管理」の重要性
・「構成管理+SBOM管理」を組み合わせたプロアクティブなサイバーセキュリティ対策の実現
・富士フイルムメディカルが取り組むSBOM管理システムの事例紹介
構成管理+SBOM管理を実現するBlue Sheepご紹介サイト、以下リンクよりご参照ください。
1993年に富士フイルムメディカル入社。
レントゲン写真をデジタル化したFCR(富士コンピューテッドラジオグラフィ)のフィールドサービスエンジニアとして関西地区を担当、その後関西中四国地区ITリーダーとなり、医療系ITシステムのサポートリーダーとして関西・中国・四国地区を担当する。
2015年より本社部門であるテクニカルサポート部に配属、2017年より現在の事業推進部企画グループへ配属となり、保守商品やサービス系商材の企画及び医療機関に向けたネットワーク構築などに携わる。また2020年にはDX推進室が設立され兼務となり、構成管理システム導入プロジェクトをプロジェクトリーダーとして推進、2024年からはSBOM管理システム構築プロジェクトのプロジェクトサブリーダーとして推進している。