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平成17年7月13日
株式会社ビーエスピーソリューションズ
代表取締役社長
増田 栄治
【BSPSOLコラム】
会員制サービス「シスドック」 〜運用改善の視点からご紹介〜


 最近、「顕在化しているか否かに関わらず、経営上・マネージメント上の問題がたくさんある。しかしシステム運用部門だけを捉えてみると、今の運用を改善しなければならないという問題意識が弱い。仮に問題に気がついていても、これを“先延ばし”する感がある。」と指摘されるお客様がいらっしゃいました。その理由をうかがうと「問題が先延ばしされるのは、職場(現場)では、昔からそうしてきたから。先輩から引き継がれているから。運用のしくみが良くわからないから。」とおっしゃいます。  では、この“問題の先延ばし”の背景には、どのような問題が潜んでいるのでしょうか? 確かに、2007年問題として騒がれているように、今のITシステム運用に携わる方々は、先人が築いた“しくみ”の上に乗っているだけなのかもしれません。しかし、それが事実であったとしても、問題を先延ばしした企業としなかった企業との間には、IT総予算に占める運用コストの割合に明確な差が現れてきています。

 運用改善とは、コスト削減ではなく、コストとサービスのバランスのなかで、適正なサービスレベルを常に維持することに他なりません。IT環境や企業情報システムを取り巻く環境の変化にも対応しながら、適正なサービスレベルを維持(劣化させない)するためには、ITシステム運用のしくみづくり(自動化、データ収集、帳票の配布など)とその運営方法(運用手順・運用ルール・データ分析など)が重要なポイントになります。しかも、それが継続的な運用改善(サービスレベルの評価⇒問題点の顕在化⇒この改善)でなければなりません。こうしたことを踏まえ、「シスドック」サービスは、当社の考える運用改善のPDCAモデル(図1参照)に基づき、外部環境の変化に対応しながら、ITシステム運用の課題を選別し、つぎの3つの観点で、潜在的な課題を顕在化・可視化しながら適正なサービスレベルを維持するため定期訪問を実施し、継続的な運用改善を支援いたします。

1.情報提供及び調査

  品質向上と効率化の実現のためにサービスレベルを維持するという目標設定は、お客様の経営戦略・方針と照らし合わせる必要があります。そして、現状のITシステム運用の調査(問題点・原因の洗い出し)をしなければなりません。現状と目標値とのギャップを明確にし(@)、その上で運用改善の課題を設定することが狙いです。具体的な参考例を含めた幅広い情報の提供・調査を行う「シスドック」サービスをご利用いただくことにより、自社内で独自に行うよりも的確でスピーディな運用改善を推進することができます。

2.システム運用の改善計画の課題設定・評価

 適正なサービスレベルを維持するという目標を実現するために、年度や中長期の課題設定の改善計画(A)を作成します。「シスドック」サービスでは、目標を数値化させ、より具体的な改善計画の立案を可能にします。また、システム稼動情報や障害情報などをもとに運用実績を可視化させ、進行中の改善に対する評価(B)を支援いたします。さらに、課題設定や評価を実施する上でITILやISO9000などの標準化された手法(C)の実装により、目標値に近づくための提案をいたします。

3.運用要員の意識改革

 ITシステム運用の目標改善に向かってPDCAを実践していくのは、現場のメンバの方々です。メンバの方々がサービスレベルの目的や重要性を認識できなくては、良い改善は実現できません。「シスドック」サービスでは、メンバの意識改革といった仕事に対する意欲の向上(D)も重要な推進力と捉え、運用技術者の育成プログラムの一つであるコンピテンシー診断を定期的に実施いたします。「人材」のテクニカルスキルだけではなく、ヒューマンスキルにも着目し、適正なサービスレベルを維持するため、継続的な人材育成を支援いたします。

 このように「シスドック」サービスは、ITシステム運用を支えている方々の意識改革を行いながら、継続的にPDCAを繰り返すことで、お客様のITシステム運用の価値向上を支援いたします。


以上



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