ここ数年、多種多様なマネジメントシステムが、企業によって導入される傾向が見受けられます。身近なところでは、ISO9000などの国際標準規格や、プライバシーマーク制度やISMSといった、セキュリティ・マネジメントシステムの第三者認証の取得が話題になっています。
これらマネジメントシステムは、第三者による認証を受けることによって、企業価値の向上、競合優位性、業務委託先の取引条件への適合といった、差別化の手段や対外アピールのための道具としての価値が認められたといえるのではないでしょうか。
マネジメントシステムの導入はシステム運用の分野においても例外ではなく、システムセンターにおける、ISMSなどの認証取得の動きが広がってきています。
一昨年、ITIL(IT Infrastructure Library)の普及を目的とした、itSMF という非営利団体(NPO)の日本法人が設立されたこともあり、多くの企業でITILの活用や導入の検討、実装が始まっています。
ITILは、ITサービスマネジメントのベストプラクティス(最良実践集)として位置づけられ、いくつかのフレームワークから構成されています。その中核として、日々の運用プロセスを記述した“サービスサポート”、中長期的な管理手法を記述した“サービスデリバリ”で構成されています。
ITサービスマネジメントとは、ITを「サービス」としてユーザーへ提供することにより、ビジネスを成功へ導く手法として定義されています。
しかし、ITIL自体がマネジメントシステムとして定義されている訳ではありません。
ITIL発祥の地、英国では、I Tサービスマネジメントの規格として、2000年11月に“BS15000”(British Standard 15000)が制定され、ITILの上位規格として位置づけられています。
まだ日本では馴染みが薄いBS15000規格ですが、ITサービスにおけるマネジメントシステムとして展開され、国際標準規格化(ISO規格化)の検討も進んでいます。早ければ2005年末にもISO化される見込みです。
また、昨年の12月には、国内で初めてこのマネジメントシステムの認証を取得した企業も出てきており、今後、データセンターなどによる認証取得に向けた動きが加速することが予想されます。更に、国際標準規格化されることで、業務委託先を選択する場合のひとつの指標になるものと考えられます。
BSPソリューションズでは、私どもの運用ノウハウを生かした「ITILを活用する各種運用ソリューション」をご提供しています。加えて、BS15000の認証取得をご支援するサービスを、すでにBS15000の認証支援実績を持つマネジメントコンサルティング会社ジェイエムシーと共同でご提供する予定です。(2005年4月以降)ご期待ください。
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